ピーカンナッツのヒット!なお菓子<その1>
セコムの食」2006年冬号がスタートして半月ほど経ちますが、新登場した商品のなかでも、ダントツ人気を誇っているのがこの商品なんです。
この商品と出会ったのは、今年の初夏、ある友人からいただいたのがきっかけだったんです。
食指をそそるような容姿でもなければ、見ただけではどんな味か想像がつかない。だけど、信頼がおける人からおいしいと言われたら早速食べなきゃ気がすまない性分のわたし。
友人と別れたあと、すぐに袋を開けてひとつパクリと食べてみた。
「お、、、、、おいしーーっ」
1回噛むとナッツの食感が心地よく、
2回め噛むと、ホワイトチョコの甘みを感じ、
3回めには、カラメルの香ばしさと苦みが顔を出し、
あとはもう、おいしい三重奏が最後までなが~く続くのよー。
まいった、まいった! これ、おいしすぎる!
これ絶対に上司のヨシダさんにも食べさせてあげよ、
あ、でも、だめだ。手が止まらない。 どんなに我慢しても、手が、手が勝手に動いちゃうーっ。
そして、ものの数分の間に、ヨシダさんのための1粒だけを残して、あっという間に食べ終わってしまった。 わたしって、どうしてこんなにおいしいものに対してこらえ性がないんだろう・・・。
もちろん、その残り一粒を食べたヨシダさんも、このお菓子を大絶賛。
プレゼントしてくれた友人に感謝しつつ、早速生産者に連絡を取ったのですが、、、、、。
半月経っても、そこの社長さんと連絡がとれず、わたしはヤキモキ。
あーんもうっ、カタログ掲載の締め切りは間もなくなのになぁ、
でも、あんなに手が止まらなくなっちゃったお菓子は、そうめったに出会えるもんじゃない。
間違いなく今年のベスト5に入るヒット!な商品なんだもん。 何が何でも頑張んなきゃ!
それからはもう、しつこくしつこく、しつこーく電話をかけ続け、
やっと社長さんを電話口でつかまえることに成功。
「このときを逃すもんか」と、思わず声が大きくなりすかさず連絡した趣旨を伝え、間髪入れずにアポイントをゲット。 現地に取材が叶ったのは、もう夏が終わりかけた頃でした。
新幹線とローカル線を乗り継ぎ、片道4時間かけてやっと最寄り駅へ。
長旅の疲れは感じるものの、あの商品をやっと取材できるのかと思うと嬉しくなり、勢い良く電車を降りようとしたら、、、。
ド、ドアが開かないっ。
あせって、ドアをガタガタ叩いてみたけどビクともせず車内には「出発しまぁす」というアナウンスが流れた。
ちょっと、どういうこと?!、あわてて運転手の方を向いたら、なんと最前方のドアだけが開いて、降り口のところに運賃箱がおいてあるではないか。
瞬時に、この駅が無人だということと、運賃の回収を運転手が行っていることを悟ったわたしは、周りの注目を一気に集めているのも構わずに、猛ダッシュ。
「あーっ」と叫びながら2両編成の電車の中を駆け抜け、運賃箱に切符を放り込んで、なんとか下車。
ふぅぅ~っ。 聞いてないよ、もう。
そして息を整えて、ふと周りを見渡すと、そこは田んぼのど真ん中。
駅が無人どころか、町そのものが無人じゃないのかと思うほど、緑の稲以外、何もない。
なんてこったい。タクシーなんて一台もいないよ。
しょうがないから、駅の端っこにひっそりと立っている緑の公衆電話に近づき、電話機を囲むプラスチックの保護カバーに張ってある「○○タクシー」の電話番号をまわす。
「あ、一台お願いしたいんですけど」
『今どちらですかぁ?』
「えっと、△△って駅なんですけど」
『そこはだめですねぇ』
「え?なんで!」
『うちからじゃ、そこにいくまでに30分くらいかかりますよ』
「そ、そんなぁ。じゃぁここから近いタクシー会社を教えてください!」
しかし、教えてもらった番号に電話をしても、返事は同じようなもので、どうやらこの場所は、『プチ陸の孤島』のようだ。
もうすでに、訪問予定時刻は過ぎているし、どうしようもなくなったわたしは、生産者のところに電話をして事情を説明、『あー、その駅はだめよ。使う人いないから』とあっさり言われ、生産者の方に、お迎えにきてくれることになったのです。
それから待つこと、さらに20分。田んぼのド真ん中で、セミの声を聞きながら、カンカン照りのなかじーっとお迎えを待つわたし。
もう、それにしても暑すぎる。まだかなぁ。
お迎えー。まってますよーっ。
・・・・つづく。

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投稿者 news : 2007年03月01日 11:52 | 2006年セコムの食取材日記
