そば粥 おーい酒もって来
出張した次の日、大量に溜まったメールを開いていたら聞き慣れた声で、一本の電話が。『あぁ、いのくちさんかい?』あ、この声は、上杉さんだ。いくら生産者の方が、何百人と増えても声を聞いたらどなたかくらいは、名乗る前にわかるのですよね。上杉さんは、「セコムの食」に掲載している<おーい酒もって来>と<じんわりそば粥>の生産者の方。この上杉さんという方は、還暦を過ぎてから蕎麦処を始めた方で自宅を改装してひっそりと始めたものの、評判が評判をよんでいまでは遠方からはるばる蕎麦を食べに来る方もおおいのだとか。確かに、旨いのですよ。
でもね、カタログで見せている、にっこりと菩薩のような笑顔のイメージとはかけ離れた性格の持ち主なんです、上杉さんって。67歳とは思えないほどのパワーを持っていて愛車のパジェロを抜群のハンドルさばきで乗りこなし、(ホントーに運転が上手いの!)冬には、体育会系の孫と一緒に朝から晩までスキーをすべるような超アクティブなおじいちゃんなんです。
それで、今日は何用かと聞いてみると、8月の初旬に皇太子殿下が、能登においでになられるそうで、その際、新しく出来たばかりの能登空港に降り立たれるとのこと。そして当日の昼食として、宮内庁から「お蕎麦」が良いとの連絡が今回の料理を担当する老舗温泉に入ったんだそうです。で、この地で蕎麦といえば、そりゃもう『上杉』しかないじゃろ、ということで上杉さんに白羽の矢が見事当たり、当日は、皇太子殿下に蕎麦を振舞うことと相成ったんだそうです。それはもう、上杉さんにとっては夢のような話で、その喜びを伝えたくて電話をくれたという次第。わたし思わず第一声で「血圧大丈夫ですか?当日までお酒は控えてくださいね」と言っちゃいましたよ。
で、その宴席で上杉さんは「そば粥」も出すそうです。もちろん「セコムの食」で掲載しているそば粥ですよ。白米を使わずに蕎麦の実100%で作っているので、蕎麦の繊細な美味しさが楽しめるし、ちょっと小腹が空いたときなんかだと、胃に負担をかけずにするするといただけちゃうのが人気の秘密だと思うわ。滋味たっぷりという感じだもんね。
それから、人と同じことが大嫌いな上杉さんが、1年がかりで完成させたのは、<おーい酒もって来>。これはね、青唐辛子がピリーッと効いてますねん。アイスクリームのカップのような容器に入っている蕎麦味噌を自然解凍かレンジで軽くチンして、付属のしゃもじの上にペタペタと塗りつけて、コンロでカリッと焦げめがつく位に仕上げて、完成!ほの温かくなった味噌を、箸でちょいちょいと突付いて口に運ぶ。カーッ、か、辛いなぁ。でも、なんだかな、旨いな、これ。もうちょっと食べてみよか。あれ、なんだかんだと食べていたら、あれれ、ヤミツキになってきた。この辛さ、たまらんなぁ。ということになるわけです。酒飲みで辛いのが苦手ではない方のうち、これを嫌いだという方は、1000人に1人もいないのではないだろうか?いや、いないはず。とある有名なシェフも、<おーい酒もって来>は旨いなぁ、とシミジミおっしゃっていました。あ、そうそう、冷奴の上に乗せて食べても、とても美味しいの。
どちらの商品も、「セコムの食」でしか買えない美味ですぞ。自称、他称「呑兵衛」の方、是非是非味わってみてください。
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上杉さんのじんわりそば粥
おーい 酒もって来
投稿者 news : 2005年02月15日 12:17 | 2003年セコムの食取材日記
